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歯髄細胞バンク(親知らず・乳歯の寄付・保存)の認定歯科医療施設になりました
クレタ歯科医院ではこのたび、抜歯した親知らずや乳歯を寄付・保存することが可能な「歯髄細胞バンク」の認定歯科医院となりました。
「歯髄細胞バンク」の目的は、今まで抜歯して捨てていた親知らずや乳歯の中にある良質な細胞組織を利用して、将来的なご自身や家族、また世の中への疾患に役立てようというものです。
近年、山中教授のips細胞をはじめ、各医療分野での再生医療が脚光を集めていますが、最近の研究では、歯の歯髄(神経)には良質な幹細胞が含まれていることが分かりました。
歯髄細胞は別種類の細胞にも分化できる優れた能力を持っており、
- 培養してたくさんの幹細胞が取れる
- ガンになりにくい細胞で非常に元気
- 良質のiPS細胞を作り出すことが可能
等々、たくさんの利点があります。
当院も一歯科医院として何か世に協力できることはないかと考え、今回導入にいたりました。歯髄細胞バンクの方法には2種類あります。
①DPストック(世への寄付)
献血や骨髄バンク等のドナー提供のようなイメージです。究明のため、医療研究のために寄付をします。
例えば「1本の歯から1000人分の薬を作る」など、今まで捨てていた乳歯や親知らずを、救命や新薬開発など医療研究のために有効活用できることが期待されています。
②歯髄細胞バンク(ご自身・身内のための保管)
自分の歯髄細胞を、将来的なご自身やご家族の病気のために、預け保存する方法です。
例えば「1本の歯で何度も再生医療が受けられる」など、将来、子どもや家族のいざという時のために、歯髄細胞を半永久的に保管できる方法です。
詳しくは、歯髄細胞バンクを当院に置いてありますのでご覧ください。
また、下記資料をスキャンいたしましたので、ご覧ください。関連サイト
歯髄細胞バンクWEBサイト http://www.acte-group.com/

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